日本が世界に誇る、風俗そしてセックス産業の頂点である。
他の性風俗に比べて料金も高いが、個室の浴室にて女のコが至れり尽くせりのサービスをしてくれる。
プレイは優雅な遊廓の流れを汲む、格式を重んじる遊びであり、発射はマットで一発、ベッドで一発の合計二発が基本。
どんなエッチなことを経験できるのか?(中・高級店でのプレイを想定)
入店するとまず、入浴料を支払い、女のコをアルバム写真(顔写真か全身真)から選ぶ。
若しくは風俗情報誌やスポーツ新聞、情報喫茶等で女のコの情報を仕入れておいて、
そのコの源氏名をボーイに告げて指名完了。
そして、待望の女のコが登場。女のコは床に三つ指を立てて「いらっしゃいませ」と丁寧に挨拶する。
流石に作法を重んじる伝統の風俗であることを実感。指名したコに連れられて秘密の個室へと案内される。
椅子プレイ〜ソープ独特のスケベ椅子に素っ裸で座って全身を洗って貰う。
→次に、女のコは全身にローションを塗りたくり、
陰毛(ヘアブラシ)や女性自身(穴)を使って洗ってくれる(タワシ洗い/ツポ洗い)。
→浴槽プレイ〜お風呂に女のコと一緒にザブ〜ン。
お湯に浸かりながら、おフェラ(潜望鏡)をしてくれる。
湯面から露出したチンポをパックン、お湯に揺れるペニスをチュパチュパ。
→マットプレイ(泡踊り)〜お風呂から上がるとエアマットに寝かされて、
全身をローションでヌルヌル刺激するマットプレイの開始だ。
ソープの醍醐味はここにあるといっても過言ではない。
→マットにうつ伏せになり、背中からお尻にかけてヌルヌルやってくれる。
→次に仰向けになって、また泡踊り。彼女の身体がよく見える。
そして、亀頭を泡踊りでヌルヌル刺激する。
→今度は女のコが内股に亀頭を挟んでの素股。
→女性上位でガンガン腰を落とす。ここで1回目の射精が完了。しばし休憩。
→ペットプレイ〜今度はベッドに押し倒しての合体。
今までは受け身であったが、今度はお客の方が女のコを攻める番だ。2回目の射精が完了。
→ピンクチェアを使って、3回目の射精が完了。
→プレイの全工程が終了し、待合室に戻る。退店。
料金はいくら位?
ソープランドの料金は、「入浴料」+「サービス科」に分かれており、「入浴料」はソープランドの入場料だ。
「入浴料」が一万円の場合、「サービス科」は「入浴料」×2=二万円といった比率になる。
「入浴料」+「サービス料」は、ソープで遊ぶための「総額」であり、
スポーツ新聞の風俗記事や広告に掲載されている「入浴料」は、
遊ぶための「総額」ではないので要注意だ。「入浴料」しか用意しておらず、
入店出来ないなんてことにならぬよう注意したい。
「入浴料」はフロントに払い、「サービス料」はプレイ終了時、個室内で女のコに手渡しする。
総額全額をフロントに払いがちだが、間違えないようしたい。
この「総額」が一万〜二万円ならば激安店、二万〜三万円が格安店、三万〜五万円が中級店、
五万〜七万円が高級店、七万円以上が超高級店と云われ、最高級店は総額十二万円位。
ちなみに、カード払いの場合は手数料が5〜20%程掛かる。
予約する必要はあるの?
店に行く時は、お店に直接電話し、風俗情報誌やホームページで見つけた、
お気に入りの女のコの出勤時問を確かめ、指名・予約を入れること。
そして料金「稔額」を確かめ、最寄り駅までの送迎があるかどうかまで確認する。
徒歩で行くと途中でやたらとポン引きに出会うから止めたほうがいい。
送迎が無ければ、大体の場所を聞き、駅前からタクシーで行く。
予約を入れてからも入店する迄の間、何度か店に確認の電話を入れるよう指示されるので
心しておくこと。確認の電話が無いと予約をキャンセルされてしまうから要注意だ。
女のコの指名は、売れっ子の場合、
予約も多いので一番に指名するために何時頃電話を入れればいいのか確認すること。
但し、順番制のお店だと指名は出来ない。吉原ならば情報喫茶に行くのも手であり、
顔出しNGのコの顔写真までコーヒー代のみで見せて貰えるのが嬉しい。
尚、情報喫茶へは鴬谷からタクシーに乗り、案内してもらえばOK。
決して、タクシーの運転手さんに「どこかイイ風俗店ないですかね?」なんて訊ねないこと。
運転手と店がつるんでいて、高い料金のソープ店に連れて行かれる恐れがあるからだ。
ソープの穴場は「中級店」!?
高級店は、料金が総額で六万円前後からと高額だが、
イイ娘が多くてサービスは濃厚だからお客もたくさん集まる。
かたや格安店は一万〜二万円程度と料金が安いから懐の寒い客がたくさん集まる。
この間の中級店が穴場なのである。確かに高級店の方が時間が長い。二時間もある。
個室も立派で広く、サービスも即尺・即ベッドなど過激かつ濃厚だ。
しかし、女のコの質は中級店と高級店とでは殆ど差が無いと言っても良い。
自分と相性の良い女のコと遊べるかどうかがポイントで、
相性の良い女のコがいたら通いつめるのが風俗遊びの基本。高級ソープでは費用が嵩む。
そこで通いつめる風俗店は中級店ぐらいに抑えておき、
女のコを連続指名で狙い撃ちした方が絶対にイイ思いが出来る筈。
あまりにも格安なお店はサービスが限られている。
[ソープランドの生い立ち]
江戸時代の遊廓の流れを汲み、昭和の赤線に引き継がれ、
1958年施行の「売春防止法」とほぼ同時期に東京・吉原に新風俗(通称・トルコ風呂、
正式には「個室付特殊浴場」)として確立。
1984年にトルコの留学生の抗議から名称が「ソープランド」に変わり、現在に至る。
世界に類を見ない、冠たる風俗に発展する。
≪引用文献:中尾中也(野望の帝国専属)著「はじめてのフーゾク」(ゴマブックス社)より抜粋≫